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弥陀ヶ原の見どころ紹介【夏のおすすめトレッキング情報①】

いよいよ、夏山ハイシーズンがやってきます!

アルペンルートには四季折々の魅力がありますが、夏は特に見どころ満載!

今回は高原バスの途中駅「弥陀ヶ原」の魅力をご紹介いたします!

 

【アクセス】

[立山高原バス(室堂~美女平)]の「弥陀ヶ原」で途中下車(時刻表はこちら)。

※弥陀ヶ原から高原バスにご乗車される際には、ご予約が必要になります。

 下車時に弥陀ヶ原駅舎にてご予約をお願いいたします。

 

【見どころ①】「ガキ田」の景観

標高約2000mに広がる弥陀ヶ原高原は、「ガキの田」や「ガキ田」と呼ばれる池塘(ちとう)がいくつも点在する美しい高原です。

2012年には国際的にも貴重な湿原として、ラムサール条約にも登録されました。

中には幸せを呼ぶかもしれないハート形の池塘(ちとう)もあります!

弥陀ヶ原にお立ち寄りの際は、ぜひ探してみてください。

 

 

【見どころ②】湿原特有の植物たち

弥陀ヶ原では6月下旬から8月にかけて、純白の苞が美しい「ミズバショウ」や、赤い毛で表面を覆われた葉が特徴的な食虫植物

「モウセンゴケ」など湿地特有の植物が数多く見られます。

 

ミズバショウ

モウセンゴケ

中でも白い綿毛がかわいらしい「ワタスゲ」は弥陀ヶ原を代表する植物です。

この植物をモチーフにしたお菓子「わたすげ」は弥陀ヶ原ホテルで1番人気のお土産です!

今年度は休業の為、黒部平駅売店で販売しております。

黒部平にお立ち寄りの際は、ぜひお買い求めください!

ワタスゲ

2021年度 黒部平駅限定商品「わたすげ」 1個790円

 

【見どころ③】多種多様な昆虫たち

チョウやトンボといった昆虫が多いのも、弥陀ヶ原の特徴の一つです。

夏にかけてコヒョウモン、ミヤマモンキ、ベニヒカゲといった高山蝶や、アキアカネというトンボが飛び交います。

8月頃に現れるアサギマダラは、台湾から北海道まで最長で約2500キロもの距離を旅する蝶で、途中弥陀ヶ原にも立ち寄ることがあります。

コヒョウモン

 

アサギマダラ

 

【見どころ④】カルデラ展展望台

立山カルデラ展望台からは、立山火山の崩壊と浸食によってできた巨大な窪地「立山カルデラ」を一望することができます。

立山カルデラ内にある、白岩堰堤(しらいわえんてい)をはじめとする数多くの砂防ダムは、大量の土砂の流出を防ぎ、富山県民の生活を守っています。

立山カルデラの自然や砂防の歴史については、立山カルデラ砂防博物館で詳しく学ぶことができます。

お時間ありましたら、ぜひお立ち寄りください。

晴れた日にはカルデラ内を一望できます!

運が良ければカルデラを覆う雲海が見れることも!

 

残念ながら今年度、弥陀ヶ原ホテルは休業しておりますが、ホテル立山を拠点に弥陀ヶ原高原を楽しんでみませんか?

皆様のお越しを、心よりお待ちしております!

 

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