バックカントリーを楽しむ
01
4、5月・春の新雪
今年も、ラストスキーは春の立山で
室堂は世界有数の豪雪地帯であり、バックカントリーのメッカ。4、5月は深雪に覆われ、多くのスキーヤーやボーダーが訪れます。このシーズンの楽しみ方は、残雪での山スキー、踵を固定しないテレマークスキー、歩いて楽しむクロスカントリースキー、スノーボードなど。スノーシューを履いての雪山散策も人気があります。「バックカントリーは立山に始まり、立山に終わる」と言われるほど、オンシーズンが長く、ゴールデンウィーク以降も滑走できる貴重な場所です
02
白銀の世界を縫うように滑る爽快感
見渡す限り広がる3,000m級の山々。ダイナミックな風景に囲まれ、斜面を攻めながら滑るスリルはたとえようのない爽快感があります。山の景色は表情豊かで、特に晴れた日の眺望は最高。雪のきらめきが別世界へと誘ってくれます。思う存分雪山を楽しんだ後、ホテルから眺める夕焼けと朝焼けも感動的。色づいた陽が白銀に映え、コントラストが神秘的な景色を見せてくれます。晴れた夜には星空が広がり、美しさに時間を忘れます。
03
11月・初冬の新雪
誰も滑っていない新雪の魅力
日本のどこよりも早く、新雪でのスキーが楽しめる立山黒部アルペンルート。11月中旬になると、パウダースノーを求めて多くのバックカントリースキーヤーとボーダーが訪れます。このシーズンは、コースが整備されていない、自然に積もったままのバーンを自分の足で登り、思い思いに滑走する本格的なバックカントリースタイルが人気。まるで、立山を貸し切ったような贅沢な気分を味わえます。大自然の雪山を自分の足で登り、絶景を眺めながら一気に滑り下りる爽快感を体験してください。
立山室堂区域でスキー・スノーボード・登山を楽しむ方へ
積雪期の利用ルールがあります
積雪期の室堂平周辺における自然環境の保全、適正かつ安全な利用を推進するために、室堂平周辺の地域関係者及び関係行政機関等によって設立されている「室堂平周辺積雪期利用適正化協議会」でも、積雪期の室堂平における利用ルールを定めています。
- 地獄谷に立ち入らないでください。(噴気活動が活発化しています。)
- 除雪作業区域に立ち入らないでください。
- ライチョウ保護区域に立ち入らないでください。
- ハイマツなどの植生帯に踏み込まないでください。
- 登山者、スキーヤー、スノーボーダーは、以下のことをお守りください。
- ・入山届を室堂ターミナルで提出してください。
- ・ビーコンを携帯してください。
- ・携帯トイレを携行してください。
- ・融雪防止剤は使用しないでください。
- ・山岳保険に加入しましょう。